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     しがらみのない本音の観光ガイド

兼六園(初夏編)

ミシュラン三ツ星にも輝いた日本三大名園


6月上旬、加賀百万石まつりと同じ頃に訪問。毎年加賀百万石まつりの行われる週末は無料開放日となることもあって、開放日初日の平日金曜日にもかかわらず、沢山の観光客の方が訪れる。
 
カキツバタは兼六園の代表花の一つと謳っているだけあって園内あちこちに群生しているカキツバタに写欲が尽きることはない。
 
カキツバタの時期としては終わりかけではあったが、兼六園特有の曲水とカキツバタ、さらにサツキの花との競演があまりにも見事で見学所要時間目安の60分をはるかに超える滞在時間をすごせてしまった。
 
余談ではあるが兼六園は前田家の保養施設とは別の裏の軍事的な役割があったという説がある。
 
江戸時代の安定した世であったとはいえ、藩を守るための準備は常に整えておく必要があったからこそ出てきた説であろう。例を挙げると、
 
@たいまつ用に脂分の多い松をたくさん育てた。
A兼六園に流れるたくさんの水を籠城の際に利用出来るようにした。
B樹木の実を食料として確保し、幹で槍や弓矢などの武器を作れるようにした。
 
と、実に興味深い。
 
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特別名勝 兼六園(HP
管理事務所:076-234-3800
開園時間
◆3月1日〜10月15日 7:00〜18:00
◆10月16日〜2月末日 8:00〜17:00 
他早朝無料開放あり
料金
大人(18歳以上)310円
小人(6歳〜18歳未満)100円 他団体料金
「兼六園+1利用券」等のお得なチケットあり
定休日:年中無休
 

香林坊バス停から徒歩3〜5分(到着バス停によって異なる)
 

 

 

 
唐崎松

13代藩主・前田斉泰(なりやす)公が近江八景の一つである琵琶湖畔の唐崎松から種子を取り寄せて育てた黒松。
 
花見橋

橋から見る季節の花の眺めが素晴らしいことから、この名のついた擬宝珠(ぎぼうし)の欄干がある木橋。
 

 
根上がりの松

 

13代藩主・前田斉泰(なりやす)公が土を盛り上げて若松を植え、成長後に土を除いて根をあらわにしたものだと伝えられている。
土を除かれて根を露出されても枯死することのない、壮健に育っているこの松の生命力に2011年の大震災直後に訪れたこの時期には特に感慨深いものがあった。
 

 

 

 

 

サツキがカキツバタのいいアクセントになっている。
 

七福神山(しちふくじんやま)の曲水に流されていた期間限定の友禅流しの風景。
 

秋の兼六園の紅葉の見所、もみじ山こと山崎山。新緑のこの季節も十分目を楽しませてくれる。
 

 

 

 

 

何故か、ここだけ秋の景色。
 
夕顔亭

園内で最も古い建物で1774年に建てられた茶室。茶席の次の間の袖壁に夕顔(瓢箪)の透(すかし)があるので夕顔亭という亭名がつけられた。
 

2つの屋形を橋でつなげていることから名付けられた「内橋亭」
 

 
 

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兼六園(初夏編) 金沢観光推進委員会

 

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