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     しがらみのない本音の観光ガイド

広東料理 香港飲茶 仙桃

近江町市場の中心で中華を食すという選択

仙桃 外観
『あえて魚以外を食す』という時に重宝するお店。金沢は魚介類以外でランチの評判のいいお店を探すのは意外に難しい。
 
魚が苦手な観光客の方も少なくないはず。そういった方々も金沢に来ていただきたい。そんな経緯から「ランチで魚以外の美味しくて魅力的なお店を探す」という課題を自らに課した。
 
まずは中華と思い、ネットや雑誌を徹底的にリサーチした結果、本格広東料理と香港飲茶を売りにしているこちら『仙桃』に惹かれた。
 
本当は向かいの金沢スカイホテルの中国四川料理『鳳凰』の評判も良く、特に麻婆豆腐が絶品ということでそちらを訪問する予定であった。
 
しかし直前のリサーチで台湾出身の女性オーナーが、先日の東日本大震災のチャリティーとして1個200円の中華まんを1,000個販売し全額義援金として寄付するという温かいネット新聞記事を読み、そんないい話に滅法弱い当委員会は心を打たれてしまった。
 
もちろんそれだけで決めたわけではない。さらに詳しく調べてみると地元のブロガーの方々が仙桃の本格的な中国料理と人懐っこく明るいオーナーについてこぞって絶賛しており、美味しくて人柄のいいオーナーのいるお店に行かない理由がなくなってしまったのである。
 
料理のほうに話を移すと多くの中華料理店、特に安い中華料理店にありがちな「味が濃くて脂っこい」という路線とは明らかに一線を画す。
 
薄味で素材の味をしっかり出しつつ、油控えめのあっさりした料理はいくらでも食べられてしまう。なんでも香港の有名中華料理店で料理長だった凄腕シェフを日本にスカウトしたらしく、文字通り本場の味を楽しめる。
 
平日の午後1時を過ぎた頃に訪れたにもかかわらず、ほぼ満席の店内をオーナーが一人でホールをこなしていてとてもお話しできる状態ではなく、会計の際に少しお話し出来た程度であったが、それでも十分オーナーの人となりが伝わってきた。
 
次回の目標は看板メニューである『坦々麺』を食すこと。向かいのホテルの麻婆豆腐のことが頭から離れず、つい麻婆豆腐をオーダーしてしまった。
 
もちろん仙桃の麻婆豆腐も好みの辛さとコクで十分堪能させてもらったが、まずは看板メニューから攻めるべきであった。まあそれは次回のお楽しみということで。
 
周りを見渡すと地元の方が多いように見えた。近江町市場という場所柄、観光客の方々は海鮮丼や回転寿司に行ってしまうのであろう。それで正解である。
 
ではあるがあえて金沢で、なおかつ魚が集まるど真ん中の地で本物の中国料理を食すという選択肢も、十分ありだと思う。
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広東料理 香港飲茶 仙桃(HP
住所:石川県金沢市青草町88 近江町いちば館 2F
電話番号:076-234-0669
営業時間:11:00〜15:00 17:00〜22:30
定休日:火曜日
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武蔵ヶ辻バス停から徒歩約1〜3分
(路線によってバス停位置が異なる)
 
仙桃 特製定食
特製定食(1500円)
仙桃の良さがぎゅっと凝縮されたような本場の広東料理と香港飲茶点心の品々。ランチにしては少々贅沢な値段だが、それ以上のクオリティーの高さを味わえる。
 

 
仙桃 四川麻婆丼
四川麻婆丼(1000円)
他の方のコメントで「甘い」と表現されていたが、今回のものは四川風らしい適度の辛さがあり、辛党の私でも十分美味しくいただけた。
 
仙桃 自家製海老マヨネーズ
自家製海老マヨネーズ(1600円)
背開きでひと手間かけた海老を自家製のマヨネーズで絡めた濃厚でかつプリップリッの食感を楽しめる逸品。確認しなかったが隠し味にピーナッツバターを使っているような・・・?
 
仙桃 メニュー
2011年4月のランチメニュー お昼は850円からあるので普段使いからちょっと豪華なランチまで幅広く利用できる。
 
 

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