にし茶屋街で本物のお茶屋見学
こんな格式の高いお茶屋が日中は敷居が低い。
群青壁の間。特別な客になったつもりで見学。
紅殻壁の間も十分過ぎるくらいの贅沢な雰囲気。
にし茶屋街に位置する華の宿は夜はお茶屋として営業しているが、昼は喫茶処として気軽に入れるようにしている。
ご主人はとても気さくな方で、いい意味で格式高いお茶屋を経営しているふうには見えない。
抹茶と和菓子のセットが500円(訪問当時)。他の場所に比べ割安な感じがするが、ご主人いわく「これが適正価格」らしい。
ついでに「他の茶屋街は観光地価格」と差別化を計るような経営者としてのお言葉も忘れなかった。
個人的には志摩だったらあのシチュエーションで700円でも全然有りとは思う。いずれにせよ観光客にはうれしい料金設定である。抹茶以外でもコーヒーやソフトドリンクなど提供している。
そして何と言ってもこちらの見所は『群青壁の間』。鮮やかな群青色にはひときわ目が奪われる。群青壁の顔料は朱壁よりも高価なため、VIP御用達の部屋ということ。日常生活ではなかなか見ることのない鮮やかな青色に圧倒される。
気軽に本格的なお茶屋の雰囲気が楽しめるお店として押さえておきたい一軒である。
料亭 華の宿
住所:石川県金沢市野町2-24-3
電話番号:076-242-8777
営業時間: 9:00~17:00
定休日:年中無休
広小路バス停から徒歩約5分
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