PR

観音院と桜

かなざわ桜物語

卯辰山寺院群にある観音院は真言宗のお寺である。本尊の十一面観音像は、行基作の十一面観音菩薩の末木を芋掘藤五郎が彫刻したものと伝承されている。元和2年(1616年)、三代藩主・利常の妻であり徳川二代将軍・秀忠の娘が発願し、医王院が建立された。境内の桜もさることながら、観音院の二つの坂からの桜の咲く風景は見応えがある。