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おでん えびす(ゑびす)

金沢グルメ(和食)

隠れた名店で至福のおふくろの味を

大根、銀杏、梅貝

大根は味が浸み込んでいて柔らかい。

里芋と焼き豆腐

鰯のつみれ、銀杏、ゆで卵がまるまる入った「爆弾」

梅貝

車麩も最近始めました。

牛すじ煮込み

とろとろに煮込まれた牛すじはオーダー必須。女性には嬉しい、美味しくコラーゲン摂取。

その他自家製ロールキャベツや、豆腐を練り込んだ自家製肉団子も自慢の一品。
おでんの価格帯は80~400円。


おでんだけでない。カウンターの上にはおばんざい風の大皿がずらり。
目の前にあったらかなりやばいから気を付けて。

自家製焼き豚


常連さん一番人気。ぶ厚くてとろける焼き豚はもちろん鉄板の美味だが、そびえ立つ大盛りキャベツも焼き豚のタレで難なく完食。

香箱カニ


産卵するメスの保護のため禁猟期が長く、旬が短くて外にはあまり出回らない、まさに地元の特権。
ねっとり濃厚な内子とぷちぷちとした食感の外子が特長。

さわら(カジキマグロ)のそでとブリ

醤油が弾けるほどの脂の乗り。

梅貝と白子酢

刺身類も間違いない品質。
良い魚を安く仕入れるため、魚屋さんと連日交渉をしているらしい。
魚屋さん「この値段じゃ厳しいよ。」
女将「うちも厳しいのよ~。」

金沢名物はす蒸し

蓮根が苦手な方にもおすすめ。加賀野菜の小坂蓮根をおろしてもっちりと蒸し上げたものをたっぷりのダシ餡で。蓮根の風味は残しつつも苦味がないため、野菜嫌いの方でも美味しくいただける。また、中にはうなぎや椎茸も入っておりいろんな味が楽しめる。

牡蠣酢

酢加減と柑橘類のアクセントが絶妙。やっぱり牡蠣は生だなと再認識させてくれる。

椎茸と牛肉のバター炒め

椎茸はとても肉厚でまさに肉を食べているような食感で食べ応え。牛バターも単純だか旨い。

牛タン塩焼

まるでステーキのような牛タン。柔らかいタン元のみを贅沢に使用し、厚切り&ミディアムレアに仕上げた陰の逸品。焼肉屋でいったら特上タン2~3人前の量。ちなみにタン元以外の部分は牛すじと一緒に煮込みに使われている。


女将さん素敵すぎます。

地元の方に「ゑびす」行ってきたと言うと「センスがいいね」と言われるほど地元では有名で評判のお店。

観光サイトやクチコミサイト、ブログなどにはほとんど載ることはないが、L字カウンターのみで全17席の小さなお店は地元の方で連日大賑わい。観光客はタクシーやホテルの紹介で訪れるくらい。

空席確認の電話もひっきりなし。昔懐かしい黒電話がリンリンと鳴り響く。

今まで『お気に隠し』していたブロガーさんがいたらごめんなさい。私も本音を言うと掲載するのを躊躇してしまうようなお店なのだが、それよりもこの隠れた名店をぜひ紹介したいという衝動に駆られる気持ちのほうが勝ってしまうのである。

その魅力の秘密は単純だが安くて美味しいこと。

昭和41年の創業以来から継ぎ足した鰹と昆布のダシを使った自慢のおでんはもちろん、刺身や惣菜メニューも品数豊富でボリュームがありなおかつレベルが高い。

それでいて一人当たり3,000円ほど、蟹など入れて豪勢にしても5,000円位。だがなんといっても最大の魅力は女将さんの人となりだ。

個人のお店でありがちな常連さんばかり相手をして一見さんをないがしろにするという接客とは無縁で、分け隔てないもてなしと料理の美味しさですべての客の表情を『ゑびす』顔にしてくれる。

混雑時にはまるでDVDの早送りのように高速移動、もといテキパキと立ち振舞う姿は観ていて気持ちの良い女将さんだが、独特の厚化粧も地元では有名。

女将の顔こそが『ゑびす』なために、厚化粧は欠かせないらしい。その名物女将を筆頭に娘さんなど女性ばかり三人で華やかに切り盛りしている。

金沢経済新聞のインタビューにて女将さんは、

「あそこに行けばおいしいものが食べられるというお客さんの気持ちを裏切りたくない」
「この土地で長年商売を続けることができることに感謝し、素材の良さでお客さんに還元したい。物の値段が上がっても量と質は落とさない」

と熱く語っている。その真摯な姿勢はお店に行けばひしひしと伝わってくることだろう。嘘を付かない正直経営こそ業種を問わず長年営業できる秘訣だと思う。

ゑびすを出たあと温かい気持ちになるのは、おでんのせいだけではないはずだ。

おでん ゑびす
住所:金沢市西町藪ノ内通25-1
電話番号:076-231-4878
営業時間:17:00~23:00
定休日:日曜 祝日


武蔵ヶ辻バス停から徒歩3~5分(バス停降り口によって異なる)

 

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